26日のドル・円は、東京市場では136円42銭から137円13銭まで反発。欧米市場では136円23銭まで下落した後、137円65銭まで反発し、137円64銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に137円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないことから、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。



パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は8月26日、米ワイオミング州ジャクソンホールで講演を行った。講演で「インフレを低下させるために、トレンドを下回る成長が一定期間持続する必要がある公算が大きい」、「金利上昇や成長鈍化、労働市場の軟化はインフレを低下させるが、家計や企業に痛みをもたらす」などの見方を伝えた。市場参加者の間からは「米FRBによる金利引き上げが年内で終了しても利下げが開始される時期について予断を持つことは難しい」との声が聞かれている。一部の市場関係者は「PCEコア価格指数や消費者物価指数の上昇率が大幅に低下し、3%を下回るまでは利下げは期待できない」と指摘し、「米FRBが利下げに着手する時期は2023年4-6月期以降となる可能性が高い」と予想している。