29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:売り一巡後の28000円近辺での底堅さを見極め

■DyDo、2Q営業利益 73.6%減 7.23億円

■前場の注目材料:三菱UFJ、三菱UFJ銀行、アニモカに31億円出資、NFT事業で連携





■売り一巡後の28000円近辺での底堅さを見極め



29日の日本株市場は、ギャップダウンから始まることになりそうだ。26日の米国市場は大幅に下落し、NYダウの下落幅は1000ドルを超えた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長によるジャクソンホール会合での講演では、想定以上にタカ派的となったため、金利高警戒に投資家心理が悪化し売りが加速した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円安の28220円。円相場は1ドル137円80銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行する格好となり、25日線が位置する28246円辺りを一気に捉えてくることになりそうだ。インデックスに絡んだ商いが集中することから、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均を押し下げる格好となり、節目の28000円辺りを意識させてくる可能性もありそうだ。パウエル議長の講演を受けて9月のFOMCでの0.75%の利上げ観測が高まったほか、FRBによる金融引き締めが長期化するとの警戒も強まっているため、押し目狙いの動きは限られそうである。



7月下旬から8月上旬辺りでもち合いを見せていた28000円水準を下回ってくるようだと、一気にセンチメントを悪化させてくる可能性が高まることから、まずは売り一巡後の28000円近辺での底堅さを見極めることになりそうだ。一方で、改めて日米金利差を狙った動きも意識されてくる可能性もあることから、節目の28000円接近では押し目狙いの動きが見られることも考えられそうだ。また、ダブルインバースで下落を想定していた向きにとってはカバーを入れやすくなるため、その点では需給状況が大きく悪化することはなさそうである。



物色の流れとしてはインデックスに絡んだ商いが中心のなか、指数連動性の高い銘柄などは避けられそうであり、個別に材料のある銘柄などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすい。また、政策に絡んだテーマ性のある銘柄などへの断続的な物色も意識されやすいところである。中小型株についてはナスダックの下落などが嫌気されるものの、売り一巡後は短期資金が向かいやすいだろう。





■DyDo、2Q営業利益 73.6%減 7.23億円



DyDo<2590>が発表した2Q業績は、売上高が797.81億円(前年同期は799億円)、営業利益が同73.6%減の7.23億円だった。あわせて2023年1月期業績予想の修正を発表。原材料価格に加えて、原油価格の高騰や急速な円安の進行に伴い、営業利益を33億円から7億円に下方修正した。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(28641.38、+162.37)

・1ドル=137.70-80円

・米原油先物は上昇(93.06、+0.54)

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を継続





・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行、アニモカに31億円出資、NFT事業で連携

・桜井製作所<7255>工作機械でEV向け開拓、門型MC代替、ロボ加工機開発

・三井化学<4183>シンガポール子会社を450億円で売却、フェノール事業再構築





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・10:30 豪・7月小売売上高(前月比予想:+0.3%、6月:+0.2%)