29日のニューヨーク外為市場でドル・円は138円26銭まで下落後、138円88銭まで上昇し、138円74銭で引けた。株安を警戒したリスク回避の円買いが一時強まった。その後、根強い連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化を織り込む長期債利回りの上昇に伴うドル買いが再燃。



ユーロ・ドルは1.0029ドルまで上昇後、0.9980ドルまで反落し、0.9999ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が次回理事会で50BPまたは、75BPの大幅利上げに踏み切るとの思惑を受けたユーロ買いが強まったほか、欧州委員会委員長が欧州連合(EU)が電力市場への緊急介入を準備していると述べ景気への悲観的見方を受けたユーロ売りも一時後退。しかし、欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事が小幅な利上げを支持する意向を示したためユーロの上昇も限定的となった。ユーロ・円は138円36銭へ弱含んだのち、138円97銭まで反発。ポンド・ドルは1.1742ドルへ強含んだのち、1.1686ドルまで反落した。ドル・スイスは0.9660フランから0.9700フランまで上昇。