29日のドル・円は、東京市場では137円37銭から139円00銭まで上昇。欧米市場では138円27銭まで下落した後、138円88銭まで反発し、138円74銭で取引終了。本日30日のドル・円は主に138円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてリスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。



29日の米国債券市場では、10年債などの利回り水準が上昇。次回9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.75ポイントの追加利上げが行われるとの見方が増えており、長期金利の上昇を促したようだ。市場参加者の間からは「次回会合での追加利上げは全会一致による決定ではないかもしれないが、追加利上げ後に米国金利の先高観が後退する可能性は低い」との声が聞かれている。一部の市場参加者は「FF金利の誘導目標水準は4%まで上昇するケースを想定する必要がある」と指摘しており、米政策金利見通しを引き上げる動きが市場の一部で出ているようだ。政策金利見通しの引き上げはドル高持続の要因になるとみられる。