米労働省が発表した米8月雇用統計で失業率は3.7%と、予想外に7月3.5%から上昇し2月来で最高となった。労働参加者が増加したためと見られ、労働市場にとってはプラス。労働参加率は62.4%と、7月62.1%から予想以上に上昇し3月来で最高。非農業部門雇用者数は前月比+31.5万人と、7月+52.6万人から伸び鈍化も予想+29.8万人を小幅上振れ。7月分は+52.6万人と+52.8万人から2000人下方修正されたほか、6月分は10.5万人下方修正された。



平均時給は前月比+0.3%、前年比+5.2%と、それぞれ7月+0.5%、7月+5.2%から予想以上に伸びが鈍化。



不完全雇用率は7.0%と、7月6.7%から上昇した。全般的にFRBが期待した通りの結果で、力強い利上げ継続が正当化されると同時に軟着陸期待も強まった。



米国債相場は続落。10年債利回りは3.28%まで上昇した。米株先物も軟着陸期待に上昇。



ドル・円は139円95銭まで下落後、140円80銭まで上昇する荒い展開となった。

ユーロ・ドルは1.0029ドルまで上昇後、1.0006ドルへ反落した。



【経済指標】

・米・8月非農業部門雇用者数:+31.5万人(予想:+29.8万人、7月:+52.6万人←+52.8万人)

・米・8月失業率:3.7%(予想:3.5%、7月:3.5%)

・米・8月平均時給:前年比+5.2%(予想:+5.3%、7月:+5.2%)

・米・8月労働参加率:62.4%(予想62.2%、7月62.1%)

・米・8月不完全雇用率:7.0%(7月6.7%)