ダウ平均は337.98ドル安の31,318.44ドル、ナスダックは154.26ポイント安の11,630.86で取引を終了した。



8月雇用統計で労働市場の健全性が証明されたほか、賃金の伸びも安定する良好な結果となったため、ハードランティング回避を期待した買いから上昇スタート。9月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測も後退し、長期金利の低下に伴いハイテク株も買われた。後場に入り、ロシアのガスプロムがノルドストリーム稼働停止を継続すると発表すると、欧州発の燃料危機を警戒した売りが膨らみ下落に転じた。連休前のポジションを手仕舞う売りも目立ち、下げ幅を拡大して終了。セクター別では、エネルギーが上昇した一方で、自動車・自動車部品が売られた。



小売りのコールズ(KSS)は投資会社のオークストリートリアルエステートキャピタルが同社に対し買収案を提示したとの報道で、期待感から買われた。半導体メーカーのブロードコム(AVGO)は四半期決算で収益や見通しが予想を上回ったほか、最高経営責任者(CEO)が強い需要が続くと楽観的な見通しを示し上昇。クラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)はアナリストの投資判断引上げで上昇した。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は第2四半期決算で、調整後の1株利益が予想を上回ったほか、既存店売上も前年比23%増と強い結果が好感され大幅高。コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は昨日引け後、次期CEOに英日用品大手レキット・ベンキーザーのラクスマン・ナラシムハン前CEOを起用すると発表したが、同社従業員による労組結成の動きなど引き続き難問に直面するとの見解から売られた。



乳製品企業のチョバニは市場状況の悪化を理由に上場申請を取り下げたと報じられた。



(Horiko Capital Management LLC)