5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:オーバーシュート気味に下落する局面においては、自律反発を想定した押し目狙いも

■アインHD、1Q営業利益 5.4%増 27.53億円

■前場の注目材料:トヨタ、オフィス再編、東京・品川に新拠点、名古屋も効率化





■オーバーシュート気味に下落する局面においては、自律反発を想定した押し目狙いも



5日の日本株市場は、売り先行で始まった後は次第に底堅さが意識される相場展開になりそうだ。2日の米国市場はNYダウが337ドル安だった。8月雇用統計で労働市場の健全性が証明されたほか、賃金の伸びも安定する良好な結果となったため、ハードランティング回避を期待した買いが先行した。ただし、ロシアのガスプロムが「ノルドストリーム1」の稼働停止を継続すると発表すると、欧州発の燃料危機を警戒した売りに下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の27515円。円相場は1ドル140円30銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売りが先行することになろう。週明けの米国市場はレイバーデーの祝日で休場となることから海外勢のフローは限られているため、短期筋の仕掛け的な売買に振らされやすいだろう。NYダウ、ナスダックともに朝方の上昇で75日線を捉える場面が見られたものの、その後の弱い値動きによって75日線が上値抵抗線として意識されてきた。日経平均についても75日線が意識されてきたことから、同線が位置する27380円辺りを試す動きもありそうだ。



ただし、今週は週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、基本的には限月交代に伴うロールオーバーの動きが中心となる。先物主導での仕掛け的な動きについても短期的な動きが中心になるだろう。また、75日線水準にはボリンジャーバンドの-2σが位置しているため、同水準までの調整によって、売られ過ぎも意識されてくる可能性はありそうだ。オーバーシュート気味に下落する局面においては、その後の自律反発を想定した押し目狙いのロングを想定しておきたいところ。



とはいえ、積極的にトレンドを取りに行く動きも限られることから、自律反発狙いについても短期的な商いが中心になろう。物色については引き続き個別に材料の出ている銘柄のほか、個人主体の資金は流動性の低い銘柄での値幅取りを狙った動きや指数連動性の低い銘柄などでの短期的な動きに向わせよう。ただし、流動性の低い銘柄については資金の逃げ足も速いことから、フットワークの速さが求められそうだ。そのほか、ロシアのガスプロムが「ノルドストリーム1」の稼働停止を継続することで、足元で調整が継続している資源関連などへは短期的なリバウンドを狙った動きもあるだろう。





■アインHD、1Q営業利益 5.4%増 27.53億円



アインHD<9627>ヴが発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比8.6%増の814.70億円、営業利益は同5.4%増の27.53億円だった。女性向けドラッグストア「アインズ&トルぺ」の来店客数が回復した。調剤薬局の店舗数が増えたことも寄与した。





■前場の注目材料



・米長期金利は低下

・VIX指数は低下(25.47、-0.09)

・米原油先物は上昇(86.87、+0.26)

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を継続





・トヨタ<7203>オフィス再編、東京・品川に新拠点、名古屋も効率化

・住友化学<4005>次世代マイクロディスプレー材を来年本格量産、AR・VR端末向け

・日野自<7205>ロシア生産断念、新設工場は完成後に売却

・三菱商事<8058>三井物産と豪西部沖でCO2回収・貯留事業調査、探査ライセンス取得

・ニコン<7731>独SLMを840億円で買収、金属積層造形シェア拡大

・パナHD<6752>チェコに200億円投資、欧州向け温水暖房機増産





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・10:45 中・8月財新サービス業PMI(予想:54.0、7月:55.5)