5日の欧米外為市場でドル・円は、やや底堅い値動きが続く見込み。先週2日に発表された8月米雇用統計で失業率は上昇したものの、非農業部門雇用者数の伸びは市場予想をやや上回った。米国の雇用市場は拡大しており、インフレ率の鈍化は明確に確認されていないことから、目先的にドル・円は主に140円台で推移するとの見方が多いようだ。



8月米雇用統計発表後も米国金利の先高観は特に後退していないようだ。2日の欧米市場でドル・円は140円80銭まで買われた後、一時140円を下回ったが、取引終了時点にかけて持ち直しており、週明け5日のアジア市場では140円台半ばまで買われる展開となっている。今週6日に発表される8月ISM非製造業景況指数や7日に公表される米地区連銀経済報告がインフレ鈍化や景気減速を明確に示す内容ではなかった場合、米長期金利は下げ渋り、ドルは主要通貨に対して底堅い動きを維持する可能性がありそうだ。



【今日の欧米市場の予定】

・17:00 ユーロ圏・8月サービス業PMI改定値(予想:50.2、速報値:50.2)

・17:30 英・8月サービス業PMI改定値(予想:52.5、速報値:52.5)

・18:00 ユーロ圏・7月小売売上高(前月比予想:+0.5%、6月:-1.2%)

・米国休場(レーバーデー)