8日のドル・円は、東京市場で144円55銭から143円47銭まで下落。欧米市場では一時143円32銭まで売られたが、144円44銭まで反発し、144円11銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に144円台で推移か。米長期金利の反発を意識してリスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。



財務省、日本銀行、金融庁は8日、国際金融資本市場に関する情報交換会合を開いた。会合に参加した神田財務官は記者団に対して「この数日間で投機的な動きも背景に一方向で急速な円安の進行が見られる」、「9月6、7日の2日間で約5円の下落はファンダメンタルズだけでは正当化できない急激な動き」との見方を伝えた。



市場参加者の間からは「日本銀行は現行の金融緩和策を当面維持する可能性が高いこと、欧米の中央銀行は利上げを継続することから、日本政府・日銀がドル売り・円買いの市場介入を実施しても円安進行を阻止することは難しい」との声が聞かれている。