■NY株式:米国株式市場は続伸、ハイテクの上昇がけん引



ダウ平均は377.19ドル高の32,151.71ドル、ナスダックは250.18ポイント高の12,112.31で取引を終了した。



ドル高が一段落したほか、予想を上回った企業決算を受けた買いが先行し、寄り付き後上昇。週末でショートカバー(買い戻し)が強まったほか、来週発表の消費者物価指数(CPI)の改善を期待した長期金利の低下でハイテクが買われ、相場全体を支援。引けにかけて、主要株価指数は上げ幅を拡大して終了した。セクター別では、自動車・自動車部品やメディア・娯楽が大幅上昇。



スーパーマーケットチェーンを運営するクローガー(KR)は四半期決算で強い需要に加え、利益率の改善で業績見通しを引き上げたことが好感され買われた。高級家具販売のRH(RH)は四半期決算の結果で、調整後1株利益が予想を上回り上昇。また、オンラインゲーム開発のロブロックス(RBLX)はオンライン広告を取り入れる計画が買い材料となり、上昇した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はテキサス州でリチウム精製施設の建設を検討していると報じられ上昇。ワイヤレスネットワーク会社のTモバイル(TMUS)は最大140億ドル規模の自社株買い計画を発表し買われた。重機メーカーのキャタピラー(CAT)は数年にわたる納税を巡る論争で違約金なく国税庁(IRS)と和解したとの報道が好感された。



連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、9月連邦公開市場委員会(FOMC)で再度の大幅利上げを支持すると表明した。



(Horiko Capital Management LLC)





■NY為替:ドル下げ渋り、米FRB高官が9月FOMCでの大幅利上げ支持表明



9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円82銭まで上昇後、142円16銭まで反落し、142円55銭で引けた。米長期金利の低下に伴いドル売りが優勢となった。しかし、ブラード・セントルイス連銀総裁やウォラーFRB理事がそろって9月FOMCでの大幅な追加利上げを支持する姿勢を表明したためドルの下落も限定的となった。



ユーロ・ドルは1.0064ドルまで強含んだのち、1.0032ドルへ反落し、1.0043ドルで引けた。ユーロ・円は142円76銭までじり安後、143円44銭へ上昇。ポンド・ドルは1.1551ドルから1.1604ドルまでじり高推移した。ドル・スイスは0.9626フランまで上昇後、0.9588フランまで反落。





■NY原油:大幅続伸、一時87ドル台に上昇



9日のNY原油先物10月限は大幅続伸(NYMEX原油10月限終値:86.79 ↑3.25)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+3.25ドル(+3.89%)の86.79ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.71ドル-87.20ドル。アジア市場の序盤で82.71ドルまで下げたが、まもなく反転。需給ひっ迫の可能性は残されており、ニューヨーク市場の中盤に87.20ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に86ドル台で推移。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  34.94ドル   +0.29ドル(+0.84%)

モルガン・スタンレー(MS) 89.46ドル   +1.02ドル(+1.15%)

ゴールドマン・サックス(GS)340.10ドル  +4.72ドル(+1.41%)

インテル(INTC)        31.46ドル   +0.71ドル(+2.31%)

アップル(AAPL)        157.37ドル  +2.91ドル(+1.88%)

アルファベット(GOOG)    111.78ドル  +2.36ドル(+2.16%)

メタ(META)           169.15ドル  +7.09ドル(+4.37%)

キャタピラー(CAT)      189.49ドル  +6.34ドル(+3.46%)

アルコア(AA)         52.62ドル   +3.76ドル(+7.70%)

ウォルマート(WMT)      136.84ドル  +0.41ドル(+0.30%)