12日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円87銭から142円15銭まで反落し、142円85銭まで戻し引けた。NY連銀が発表した最新調査で8月の期待インフレ率が大幅低下したほか8月消費者物価指数(CPI)の伸びも鈍化するとの見通しに伴い一時ドル売りが先行。ユーロに対してのドル売りも強まった。しかし、低調な10年債入札結果を受けて米国債相場が下落。9月連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利上げを織り込む長期金利の上昇に伴うドル買いも根強く下げ止まった。



ユーロ・ドルは1.0163ドルから1.0104ドルまで反落し、1.0116ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁やドイツ連銀のナーゲル総裁が追加利上げの可能性を示唆しユーロ買いが優勢となったのち、根強いFRBの大幅利上げ観測を受けたドル買いに押された。ユーロ・円は144円84銭から144円12銭まで下落。ポンド・ドルは1.1664ドルまで弱含んだのち、1.1710ドルまで反発。ドル・スイスは0.9551フランから0.9509フランまで下落。