米労働省が発表した8月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.1%と、マイナスに改善予想に反し、7月0.0%から伸びが拡大した。前年比では+8.3%と、伸びは7月+8.5%から鈍化し、4月来で最小となったが予想を上回った。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食料を除いたコアCPI指数は前月比+0.6%と、予想外に7月+0.3%から伸びが拡大した。前年比では+6.3%。伸びは7月+5.9%から予想以上に拡大し、3月来で最大となった。



予想上振れたCPIを受けて、短期金融市場では9月連邦公開市場委員会(FOMC)での75BPの利上げを100%織り込んだ。米国債相場は大幅安。10年債利回りは3.4331%まで上昇、ダウ先物は364ドル近く下落した。ドル買いも加速し、ドル・円は144円49銭まで急伸した。ユーロ・ドルは1.0187ドルから1.0010ドルまで急落した。ポンド・ドルは1.1720ドルから1.1537ドルまで反落。



【経済指標】

・米・8月消費者物価指数:前年比+8.3%(予想:+8.1%、7月:+8.5%)

・米・8月消費者物価コア指数:前年比+6.3%(予想:+6.1%、7月:+5.9%)

・米・8月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:-0.1%、7月:0.0%)

・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.6%(予想:+0.3%、7月:+0.3%