米商務省が発表した8月小売売上高は前月比+0.3%と、伸びは7月-0.4%から予想外にプラスに転じた。7月分は0.0%から—0.4%へ下方修正された。一方で、変動の激しい自動車を除いた米8月小売売上高は前月比-0.3%と、予想外に年初来初めてのマイナスとなった。



同時刻に発表した米先週分新規失業保険申請件数(9/9)は前週比-5000件減の21.3万件と、増加予想に反して前週から減少し、昨年5月来で最小となった。米失業保険継続受給者数(9/3)は140.3万人と予想の147.8万人を下回った。



米9月NY連銀製造業景気指数は-1.5と、8月-31.3から予想以上に改善。米9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は-9.9と、予想外の7月来のマイナスとなった。米8月輸入物価指数は前月比—1.0%と、7月-1.5%に続き2カ月連続のマイナスも予想ほど下落しなかった。



まちまちの結果を受け米国債相場は売り買い交錯。10年債利回りは3.46%まで上昇後、3.41%まで低下。ドル・円は143円71銭まで上昇後、143円15銭まで反落し143円30-35銭で底堅く推移。ユーロ・ドルは0.9980ドルから1.0018ドルまで上昇した。



【経済指標】

・米・8月小売売上高:前月比+0.3%(予想:-0.1%、7月:-0.4%←0.0%)

・米・8月小売売上高(除自動車):前月比-0.3%(予想:0.0%、7月:+0.4%)

・米・先週分新規失業保険申請件数:+21.3万件(予想:+22.7万件、前回:+21.8万件←22.2万件)

・米・失業保険継続受給者数:140.3万人(予想:147.8万人、前回:140.1万人←147.3万人)

・米・9月NY連銀製造業景気指数:-1.5(予想:-12.9、8月:-31.3)

・米・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:-9.9(予想:2.3、8月:6.2)

・米・8月輸入物価指数:前月比—1.0%(予想:-1.3%、7月:-1.5%←-1.4%)