■NY株式:NYダウ197ドル高、FOMC大幅利上げ織り込み済み



米国株式市場は反発。ダウ平均は197.26ドル高の31019.68ドル、ナスダックは86.62ポイント高の11535.02で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)控えた長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。バイデン大統領がパンデミック終了を宣言したほか、中国の成都市での新型コロナ抑制の都市封鎖が解除される方針がプラス材料となり、上昇に転じた。引けにかけて、FOMCでの大幅利上げは織り込み済みとの見方が強まったほか、売り持ち手仕舞の買戻しも巻き込み、上げ幅を拡大し終了。セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落。



住宅建設会社のDRホートン(DHI)やレナー(LEN)はアナリストが同セクターの投資判断を2段階引き上げたため、それぞれ買われた。ウエブプラットフォーム運営のウィックス・ドットコム(WIX)は物言う投資家のスターボードバリューが同社の株式9%取得したことを明らかにし、大幅高。一方、バイオのモデルナ(NRNA)や製薬会社のファイザー(PFE)などヘルスケア関連は、バイデン大統領のパンデミック終焉宣言を受け、新型コロナワクチン需要減少で売り上げ減を懸念し軒並み売られた。ソフトウエア会社のアドビ(ADBE)はアナリストの投資判断引き下げで下落。オンライン自動車部品販売のオートゾーン(AZO)は四半期決算の内容が強弱まちまちで売られた。



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■NY為替:ドルは伸び悩む、米大幅利上げを想定したドル買いは一巡



19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、143円64銭まで上昇後、143円18銭まで反落し、143円22銭で引けた。バイデン米大統領が景気後退を回避するとしたほか、20、21日に開催予定している連邦公開市場委員会(FOMC)での3会合連続での0.75%利上げを織り込み金利上昇に伴うドル買いが強まった。その後、米9月NAHB住宅市場指数が予想以上に低下したためドル買いが後退。



ユーロ・ドルは0.9976ドルまで弱含んだのち、1.0022ドルまで上昇し、引けた。デコス・スペイン中銀総裁が経済を守るために緩やかな利上げを支持する姿勢を示したほか、独連銀も「ドイツ経済はすでに縮小している」との見解を示したことがユーロ売りに繋がった。ユーロ・円は143円10銭へ弱含んだのち、143円56銭まで上昇。ポンド・ドルは1.1363ドルへ弱含んだのち1.1421ドルまで上昇した。米英金利差拡大観測に一時ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9678フランへ強含んだのち0.9645フランまで反落。





■NY原油:小幅高で85.36ドル、株高を意識した買いが入る



NY原油先物11月限は小幅高(NYMEX原油11月限終値:85.36 ↑0.60)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.60ドルの85.36ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.73ドル-85.88ドル。アジア市場の序盤に85.88ドルまで買われた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて81.73ドルまで売られたが、米国株高を受けて通常取引終了後の時間外取引では85ドル台を回復。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  34.69ドル   +0.57ドル(+1.67%)

モルガン・スタンレー(MS) 88.72ドル   +1.29ドル(+1.48%)

ゴールドマン・サックス(GS)328.66ドル  +2.45ドル(+0.75%)

インテル(INTC)        29.44ドル   +0.20ドル(+0.68%)

アップル(AAPL)        154.48ドル  +3.78ドル(+2.51%)

アルファベット(GOOG)    103.85ドル  +0.22ドル(+0.21%)

メタ(META)           148.02ドル  +1.73ドル(+1.18%)

キャタピラー(CAT)      182.11ドル  +2.64ドル(+1.47%)

アルコア(AA)         44.63ドル   +2.17ドル(+5.11%)

ウォルマート(WMT)      134.33ドル  +1.14ドル(+0.86%)