20日のドル・円は、東京市場で142円94銭から143円55銭まで反発。欧米市場では143円92銭まで買われた後、143円52銭まで下落し、143円71銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に143円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。



20日の米国債券市場では、2年債利回りと10年債利回りが主に上昇した。2年債利回りは2007年10月以来となる4%に迫った。9月FOMCでの0.75ポイントの追加利上げを含めて年内3回のFOMC会合で合計2ポイントの追加利上げが行われると見方が多く、10年債利回りも強含みとなった。



市場参加者の間からは「今回公表されるFOMCの経済・金融予測でインフレ見通し(コアPCE)が6月時点と変わらない場合、長期金利はやや低下する」との声が聞かれている。6月時点で2022年のコアPCEの予測中央値は4.3%で3月時点の予測値(4.1%)から上方修正されている。ただ、2023年と2024年のインフレ見通しは引き続き不透明であり、6月時点の予測中央値を上回る可能性は残されている。