23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円64銭から143円46銭まで上昇し、143円34銭で引けた。米9月製造業PMI速報値が悪化予想に反し8月から改善し、米国経済が十分に強く、米連邦準備制度理事会(FRB)の力強い利上げに耐えられるとの見方から、大幅利上げ軌道を織り込むドル買いに拍車がかかった。対欧州通貨でのドル買いも強かった。



ユーロ・ドルは0.9776ドルから0.9668ドルまで下落し、0.9692ドルで引けた。ユーロ圏9月製造業PMI速報値が予想を下回ったため欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売り、ドル買いが加速。ユーロ・円は139円60銭から138円67銭まで下落した。ポンド・ドルは1.1100ドルから1.0840ドルまで下落。英国政府が景気底入れを目指し1972年以来の大型減税を発表したことを受けて、財政の一段の悪化やインフレ高進に一段と拍車がかかるとの警戒感にポンド売りが加速した。ドル・スイスは0.9832フランから0.9756フランまで下落後、反発。スイス国立銀のジョルダン総裁が追加利上げを示唆しフラン買いを支援。