23日のドル・円は、東京市場で142円59銭まで買われた後、141円77銭まで反落。欧米市場では142円25銭から143円46銭まで反発し、143円34銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に143円台で推移か。日本の円買い介入に対する警戒感は消えていないが、日米金利差拡大の思惑は残されており、ドル買い・円売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる。



市場参加者の間では、来年1-3月期にFF金利の誘導目標水準は4.50-4.75%まで上昇するとの見方が増えている。このため、日米の政策金利格差の大幅な拡大を想定してリスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。日本政府・日本銀行は、状況に応じてドル売り・円買いの市場介入を今後も行う見込みだが、市場介入は日本単独で行われるため、円安抑止の効果については懐疑的な見方が依然として多いようだ。ドル・円が145円を再度超えた場合、24年ぶり高値の147円60銭台に到達する可能性は残されている。