27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、144円40銭から144円90銭まで上昇し、144円81銭で引けた。米8月新築住宅販売件数が予想外に前月から増加したほか、9月消費者信頼感指数も予想を上回り4月来で最高となる強い経済指標の結果を受けて長期金利が上昇しドル買いが強まった。その後、5年債入札結果が低調で、10年債利回りが4%近くまで上昇するとドル買いも一段と加速。しかし、心理的節目である145円手前からは引き続き日本政府・日銀の円買い介入警戒感に伸び悩んだ。



ユーロ・ドルは0.9648ドルから0.9569ドルまで下落し、0.9593ドルで引けた。ロシアガスパイプラインの損傷により欧州への天然ガスの供給が停滞し景気が損なわれるとの懸念にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は139円42銭から138円61銭まで下落した。ポンド・ドルは1.0818ドルから1.0659ドルまで下落。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が新財政計画には著しい対応が必要と大幅引き締めの可能性を示唆したためポンド売りが一時後退。しかし、米金利上昇に伴うドル買いに押された。ドル・スイスは0.9849フランまで下落後、0.9920フランまで上昇した。