31日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。明日から開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げが期待され、米金利高・ドル高の基調は継続。ただ、149円台での円買い介入が警戒され、148円台は上値が重くなりそうだ。



前週末に発表された米PCEコアデフレーターは伸びが加速し、個人消費の堅調さが鮮明になった。ただ、米10年債利回りの失速でドル買いは後退し、ユーロ・ドルは0.9990ドル付近に浮上、ドル・円は147円80銭付近で伸び悩んだ。週明けアジア市場で米連邦準備制度理事会(FRB)が引き締め方針を維持するとの思惑から米金利高・ドル高基調に。ただ、ドル・円は147円半ばから148円台に値を上げたが、その後は失速した。



この後の海外市場は11月1-2日のFOMC開催を控え、様子見ムードが広がりやすい。報道によると、FRBは今後も引き締め方針を堅持するため、金利高・ドル高の基調に変わりはないだろう。ドル・円は日米金利差が意識され、底堅い値動きが見込まれる。ただ、日本政府は150円を防衛ラインとしているとみられ、断続的な覆面介入が観測されている。特に149円台での円買い介入が警戒され、148円台で一段の上昇は抑えられるとみる。



【今日の欧米市場の予定】

・17:30 香港・7-9月期GDP速報値(前年比予想:-0.9%、4-6月期:-1.3%)

・18:30 英・9月住宅ローン承認件数(8月:7.43万件)

・19:00 ユーロ圏・10月消費者物価指数速報値(前年比予想:+9.7%、9月:+10.0%)

・19:00 ユーロ圏・7-9月期GDP速報値(前年比予想:+1.9%、4-6月期:+4.1%)

・22:45 米・10月シカゴ購買部協会景気指数(予想:47.2、9月:45.7)

・23:30 米・10月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-16.8、9月:-17.2)