JT<2914>:2674.5円(+210.5円)

大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は1964億円で前年同期比23.8%増となり、通期予想は従来の5490億円から6490億円、前期比30.1%増に上方修正している。想定以上のプライシング効果や為替の円安効果が上振れの要因に。また、業績上振れに伴い、年間配当金を従来計画の150円から188円に引き上げており、買いインパクトにつながっている。前日終値をベースとした配当利回りは7.6%の水準に達する。





JR東<9020>:7910円(-130円)

反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は667億円で上半期としては3期ぶりの黒字となったが、従来計画の750億円は下振れる着地に。全セグメントで増収増益となったが、鉄道運輸収入の回復が想定よりも緩慢であったもよう。通期計画の1530億円は据え置き、旅行支援策や水際対策の緩和などによる運輸収入の回復を見込んでいる。下振れ決算にサプライズは乏しいが、株価が高値圏にあるなか、利食い売りの材料とはされる形に。





コマツ<6301>:2938円(+90円)

大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1181億円で前年同期比58.4%増益となり、通期予想は従来の3460億円から4400億円、前期比38.8%増に上方修正している。通期市場コンセンサスは3900億円程度であったとみられる。北米を中心とした売上高の上振れ、販売価格の引き上げ効果、円安効果などが、原材料費上昇のマイナス影響を十分に吸収する形のようだ。





レーザーテック<6920>:21480円(+190円)

下げ渋ってもみ合い。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は85.1億円で前年同期比4.2倍となった。市場予想を10億円程度上回り、粗利益率も高水準を維持しているが、大きなサプライズはないようだ。一方、受注高は632億円で前年同期比3%の減少、通期計画に対する進捗率も21%とやや低水準。半導体市況が悪化しつつある中で、受注の下振れは警戒される形のもよう。





メルカリ<4385>:2835円(+360円)

大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は31億円で前年同期比3.7倍となり、市場予想の上限値も上回る着地に。投資やコストが想定以上に抑制されているとの評価になっている。USセグメントの取引高は想定を下回っているもようだが、Marketplaceセグメントの取引高成長率は想定通りに進捗のもよう。グロース株の先高期待も強まる中で、一段の買い安心感へとつながっている。





SBIインシュ<7326>:904円(+111円)

一時ストップ高。23年3月期第2四半期累計(22年4-9月)の経常利益(速報ベース)を前年同期比25.6%増の41.54億円と発表している。純利益(同)は29.4%増の14.93億円。生命保険事業で住宅ローン利用者向けの団体保険などが好調に推移した結果、保有契約件数が伸長した。損害保険事業や少額短期保険事業も堅調だった。なお、正式な決算は10日に発表する予定。





メンタルヘルスT<9218>:1741円(+52円)

上場来高値。明照会労働衛生コンサルタント事務所(名古屋市)が新設分割で設立する産業医サービス関連事業の承継子会社の株式を100%取得すると発表している。取得価額は2.35億円。現在の明照会労働衛生コンサルタント事務所は商号を変更し、承継子会社が新たに明照会労働衛生コンサルタント事務所を名乗る。東海エリアでの顧客基盤拡大や自社のクラウド型メンタルヘルスケアサービスの拡販を図る狙い。





VEGA<3542>:491円(-4円)

もみ合い。23年3月期第2四半期累計(22年4-9月)の営業利益を前年同期比66.6%減の1.15億円と発表している。巣ごもり需要が増加した前年同期からの反動などで減益となったものの、保管費や配送費、固定費の削減を実施した。また、越境ECプラットフォーム事業の流通総額が61.2%増と順調に成長している。通期予想は0.00-2.00億円で据え置いた。予想上限に対する進捗率は57.5%に達しており、好感されているようだ。