1日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。149円台の円買い介入観測で、円売りは抑制される見通し。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測で米金利は低下せず、ドルは売りづらい展開となりそうだ。



米FOMCの開催を前に連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な引き締めを継続するとの思惑から、前日は米10年債利回りの上昇でドル買い優勢に。ユーロ・ドルは0.99ドルを割り込み、ドル・円は148円80銭台に浮上した。ただ、本日アジア市場は米金利の失速で仲値後にドル売りに振れ、欧州やオセアニアの主要通貨は対ドルで小幅に値を上げた。ドル・円は148円台でドルへの売り買いが交錯し、方向感の乏しい値動きとなった。



この後の海外市場はFOMCでの政策決定を控え、様子見ムードが広がりやすい。現時点で0.75%の大幅利上げ継続が織り込まれ、金利の低下は抑えられドル売りは後退の見通し。一方、現行のタカ派的な政策を維持するかが主要テーマとして注目され、利上げ幅縮小の思惑からドルへの売り買いが交錯しそうだ。ドル・円は日本政府による積極的な円買い介入が警戒されるものの、日米金利差でドル買い・円売りは継続し下値の堅さが意識される。



【今日の欧米市場の予定】

・18:30 英・10月製造業PMI改定値(予想:45.8、速報値:45.8)

・22:45 米・10月製造業PMI改定値(予想:49.9、速報値:49.9)

・23:00 米・10月ISM製造業景況指数(予想:50.0、9月:50.9)

・23:00 米・9月JOLT求人件数(予想:962.5万件、8月:1005.3万件)

・23:00 米・9月建設支出(前月比予想:-0.5%、8月:-0.7%)

・米連邦公開市場委員会(FOMC、2日まで)