米労働省が発表した10月雇用統計で失業率は3.7%と、9月3.5%から予想以上に上昇した。少しづつだが、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの影響が出てきた可能性がある。非農業部門雇用者数は前月比+26.1万人と、伸びは9月から鈍化したものの予想は上回った。9月分は+31.5万人と+26.3万人から上方修正された一方で、8月分は2.3万人下方修正され、2カ月間でで2.9万人上方修正された。平均時給は前月比で⁺+0.4%。伸びは予想外に拡大し、7月来で最大。前年比4.7%と、9月+5.0%から伸びが鈍化。8月来で最小となった。労働参加率は62.2%と、予想外に9月62.3%から低下。不完全雇用率(U6)は6.8%と、6.7%から上昇した。



結果がFRBの利上げを後押しするとの見方に米国債相場は下落。10年債利回りは4.2%まで上昇した。ドル買いが一時強まったがその後売られる荒い展開。ドル・円は148円20銭まで上昇後、147円08銭まで反落。

ユーロ・ドルは0.9751ドルまで下落後、0.99870ドルまで上昇した。



【経済指標】

・米・10月失業率:3.7%(予想:3.6%、9月:3.5%)

・米・10月非農業部門雇用者数:+26.1万人(予想:+19.3万人、9月:+31.5万人←+26.3万人)

・米・10月平均時給:前年比4.7%(予想:+4.7%、9月:+5.0%)