ホンダ<7267>:3250円(-177円)

大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は2312億円で前年同期比16.2%増、第1四半期の同8.6%減から増益に転じている。一方、通期予想は従来の8300億円から8700億円、前期比0.1%減に上方修正しているが、9200億円程度のコンセンサス水準には未達。円安効果への期待もあっただけに、ポジティブ反応は限定的。売上台数下方修正、利益率悪化など四輪事業の苦戦が続いていることをマイナス視の動き優勢に。





フジクラ<5803>:1065円(+150円)

ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は353億円で前年同期比89.6%増となり、従来計画の230億円を大幅に上回っている。通期計画は従来の500億円から685億円、前期比78.9%増にまで上方修正、市場コンセンサスは510億円程度であった。光関連製品の好調、為替の円安効果などが業績上振れの背景に。年間配当金計画も16円から26円にまで引き上げ。想定以上の好決算にポジティブなインパクトが先行。





住友ゴム<5110>:1101円(-163円)

大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業損益は27.4億円の赤字となり、市場予想を60億円程度下回っている。通期営業利益予想は従来の280億円から90億円、前期比81.7%減にまで下方修正している。市場予想は会社計画を上回る水準であったため、想定外の大幅下方修正と受けとめられている。米国市場における低価格品との競争激化、在庫増による一時的な生産停止に伴う原価率の上昇などが下振れの要因に。





ブラザー<6448>:2286円(-264円)

大幅反落。前日に上半期の決算を発表、事業セグメント利益は359億円で前年同期比27.3%減となり、第1四半期の同5.3%減から減益幅が拡大。通期予想は従来の730億円から700億円、前期比17.2%減に下方修正している。部材コストの上昇が想定以上であるほか、プリンティング・アンド・ソリューション事業の実績下振れなどを反映。円安による業績上振れ期待も高かったとみられ、ネガティブなインパクトにつながる。





神戸鋼<5406>:605円(-45円)

大幅反落。前日に上半期の決算を発表、経常利益は418億円で前年同期比5.7%減、為替差益の計上などで従来計画の320億円を上回る着地に。一方、通期計画は従来予想の800億円から700億円、前期比24.9%減にまで下方修正している。石炭市況上昇による電力事業、日野自動車の不正問題による建設機械事業などが下振れの要因のようだ。一過性の面が強いものの、下振れ幅の大きさをネガティブ視する動きが優勢に。





JDSC<4418>:686円(+34円)

大幅に続伸。25万6200株(約2.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.0%。経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行のほか、M&Aでの活用などが目的。また、三井物産<8031>などとともに合弁会社を設立する。合弁会社では、海事産業の課題をAI技術で解決し、船舶の生涯価値向上に貢献するプラットフォームを構築する。JDSCの出資比率は40%。





駅探<3646>:511円(+12円)

年初来高値。75万株(発行済株式総数に対する割合は13.41%)を上限として自社株を取得すると発表している。9日終値(499円)で10日朝方の立会外取引(ToSTNeT-3)で買い付けを委託する。また、80万株(消却前の発行済株式総数に対する割合は11.73%)を消却する。消却予定日は30日。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上を図ることが目的。





サスメド<4263>:1182円(+49円)

大幅に3日続伸。キョーリン製薬ホールディングス<4569>子会社の杏林製薬(東京都千代田区)と耳鼻科領域での治療用アプリの共同研究開発・製品上市後の販売に関する契約を締結したと発表している。同アプリの日本での独占的販売権を杏林製薬が獲得する。サスメドは契約一時金1億円を受領する。マイルストン収入として現時点で判明している限り6億円を受領するほか、上市後は販売額に応じたロイヤリティーを受領する予定。