9日の米株式市場でダウ平均は1201.43ドル高(+3.69%)、ナスダック総合指数は+7.35%、シカゴ日経225先物は大阪日中比545円高の27975円。為替は1ドル=141.70−80円。米10月消費者物価指数(CPI)が総合およびコアの両方で予想を大幅に下回る伸びとなったことで、米10年債利回りが4%を大きく下回る3.8%台前半まで低下。ナスダックが急伸し、特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が10%高と急騰していることでアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、SUMCO<3436>などの関連株の上昇が予想される。アドバンテストは国内証券によるレーティング引き上げも追い風となる。東エレク<8035>は前日に業績予想を下方修正しているが地合いに助けられ買いが優勢となりそうだ。エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、メルカリ<4385>、SREHD<2980>、マネーフォワード<3994>などのグロース株、TDK<6762>、イビデン<4062>、太陽誘電<6976>、ローム<6963>などの電子部品株にも広くが買いが向かおう。ほか、月次売上高で堅調さが確認されたMonotaRO<3064>、業績予想を上方修正した富士フイルム<4901>、クレディセゾン<8253>、堅調な決算が確認されたと同時に高水準の自社株買いも発表した三菱地所<8802>なども好感されそうだ。一方、対ドルでの円高進行が重石となるSUBARU<7270>、マツダ<7261>、トヨタ自<7203>などの自動車株の上昇率は相対的にハイテク株に比して劣るだろう。