14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:売り優勢の展開ながらも、需給状況が改善傾向のなか押し目買い意欲は強そう

■ソフトバンクG、2Q税前利益 72.0%減 2926億円

■前場の注目材料:ヘルソン奪還「歴史的」、ゼレンスキー大統領、掃討作戦進める







■売り優勢の展開ながらも、需給状況が改善傾向のなか押し目買い意欲は強そう



14日の日本株市場は、売り優勢の展開ながらも底堅さは意識されそうだ。11日の米国市場ではNYダウが32ドル高だった。前日の10月の米消費者物価指数(CPI)を受けた上昇に対する反動や、11月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が予想を下回ったこと、暗号資産取引所FTXが国内で破産法適用申請を明らかにしたことが警戒され一時下落に転じた。ただし、利上げペース減速の思惑が根強く金利先高観の後退でハイテク株の買いが続き市場を支え、上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の28120円。円相場は1ドル139円70銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。週末の取引終了後に決算を発表したソフトバンクG<9984>は、出資するFTXの破綻の影響も警戒されやすく、日経平均の重荷となる可能性がありそうだ。また、米中間選挙では民主党が上院で半数の議席を獲得することが確実になったと伝えられており、富裕層や企業への増税を警戒した動きが不安視される可能性から利食いの動きが強まろう。



ただし、今週は15日に10月の米卸売物価指数(PPI)の発表を控えているため、CPI同様に減速の動きが見られるようだと、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースを緩めるとの見方が高まると考えられ、押し目買い意欲は強そうである。そのため、日経平均の28000円接近の局面では押し目を狙う動きに向かわせよう。また、先週の上昇でボリンジャーバンドの+2σを突破してきたため、過熱感を警戒する流れにもなりやすく、調整については想定内といった見方に向かわせやすい。



決算については、国内では本日で一巡する。決算発表が一巡することにより、機関投資家は動きやすくなると考えられ、改めて決算を受けてイレギュラー的な動きを見せていた銘柄などを見直す動きが意識されやすい。そのほか、中小型株についてはFTXの破綻によるソフトバンクGの影響などがセンチメントを冷ます可能性はあるものの、マザーズ指数は直近の戻り高値を突破し、8月、9月高値のダブルトップ水準を捉えてきた。いったんは利食いの入りやすい水準ではあるものの、需給状況が改善傾向のなか、押し目買い意欲は強そうである。



なお、11日の取引終了後に決算を発表したところでは、三越伊勢丹<3099>、イーディーピー<7794>、すかいらーく<3197>、ラウンドワン<4680>、、古河機金<5715>、浜松ホトニク<6965>、ips<4390>、アシックス<7936>、三井松島HD<1518>、アドベンチャー<6030>、SECカーボン<5304>などが注目される。







■ソフトバンクG、2Q税前利益 72.0%減 2926億円



ソフトバンクG<9984>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比6.7%増の3兆1824.77億円、税引前利益は同72.00%減の2926.36億円だった。世界的な株安で、多数の上場投資先の株価が下落した。半面、アリババ株の売却で4兆5815億円の利益を計上した。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(28263.57、+817.47)

・NYダウは上昇(33747.86、+32.49)

・ナスダック総合指数は上昇(11323.33、+209.18)

・SOX指数は上昇(2754.90、+82.39)

・VIX指数は低下(22.52、-1.01)

・米原油先物は上昇(88.96、+2.49)

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を継続

・コロナ後の人流再開





・ヘルソン奪還「歴史的」、ゼレンスキー大統領、掃討作戦進める

・尖閣侵入、中国頻度増す、台湾有事、連動恐れ

・バイデン氏、気候対策強化訴え、「COP27軽視」の声

・米仮想通貨会社破綻、負債総額最大7兆円

・首相、露侵略・北発射を非難、ASEAN首脳会議





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・06:30 ウォラー米FRB理事討論会参加