米労働省が発表した10月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.2%と、伸びは予想を下回った。また、9月分も+0.2%と、+0.4%から下方修正された。前年比では+8.0%と、伸びは4カ月連続鈍化し予想+8.3%も下回った。昨年7月来で最低。



また、変動の激しい食料や燃料を除いた10月コア指数は前月比0%と、伸びは3カ月連続鈍化、予想も下回り、マイナスとなった2020年11月以降2年ぶり最小。

前年比では+6.7%。伸びは3月に少なくともの2010年来で最大を更新後、7カ月連続で鈍化。



同時刻に発表された米11月NY連銀製造業景気指数は4.5と、予想外に4カ月ぶりのプラスに改善しており、ソフトランディングの可能性も示唆した。



消費者物価指数(CPI)に続きPPIも伸びが鈍化したため、FRBの利上げピークの思惑が強まり米国債相場は反発。2年債利回りは4.37%から4.32%まで低下した。

ドル売りも強まり、ドル・円は139円50銭から137円68銭まで下落し、8/29来の安値を更新。ユーロ・ドルは1.04ドルから1.0479ドルまで上昇し7/1来の高値を更新した。ポンド・ドルは1.1874ドルから1.2028ドルまで上昇し8/18来の高値を更新。



【経済指標】

・米・11月NY連銀製造業景気指数:4.5(予想:-6.0、10月:-9.1)

・米・10月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.4%、9月:+0.2%←+0.4%)

・米・10月生産者物価コア指数:前月比0%(予想:+0.3%、9月:+0.2%←+0.3%)

・米・10月生産者物価指数:前年比+8.0%(予想:+8.3%、9月:+8.4%←+8.5%)

・米・10月生産者物価コア指数:前年比+6.7%(予想:+7.2%、9月:+7.1%←+7.2%)