25日のドル・円は、東京市場で139円05銭から138円38銭まで下落。欧米市場では138円56銭から139円60銭まで上昇し、139円09銭で取引終了。本日28日のドル・円は主に139円台で推移か。日米金利差拡大を想定したドル買いは一服したが、新たなドル売り材料が提供されない場合、ドル・円は139円近辺で下げ渋る可能性がある。



米国のインフレ緩和の思惑が浮上しており、ドル高は一服していることから、目先的にドル・円は米長期金利の動向を意識した値動きとなりそうだ。米連邦準備制度理事会(FRB)は当面引き締めを維持する方針だが、当局者の間で利上げ幅縮小のペースについては見解が分かれる。そのため、インフレや雇用関連の経済指標が改めて注目されそうだ。12月1日発表の10月米PCEコア価格指数、2日発表の11月米雇用統計が市場予想とおおむね一致した場合、米大幅利上げ継続への期待でリスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。