28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:こう着感の強い相場展開が継続、ややTOPIX型優位の相場展開に

■京成。23/3下方修正 営業利益119億円←215億円

■前場の注目材料:関西電力、高浜原発3・4号機の運転延長認可申請







■こう着感の強い相場展開が継続、ややTOPIX型優位の相場展開に



28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が継続しそうだ。25日の米国市場はNYダウが152ドル高だった一方で、ナスダックは58ポイント安だった。年末商戦への期待から、消費関連株を中心に買われたものの、アップルの下落がハイテク株へ広がる格好となった。もっとも、感謝祭翌日で短縮取引だったこともあり、商いは低水準だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の28340円。円相場は1ドル139円20銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。米国市場ではNYダウが4月以来の水準まで上昇したものの、ナスダックは75日線に上値を抑えられる形状を継続しており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらくさせそうだ。そのため、先週同様、ややTOPIX型優位の相場展開になりそうであり、日経平均は28300円を挟んだ狭いレンジでの推移が見込まれる。



また、今週の米国では週末の雇用統計など重要な経済指標のほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見のほか、FRB高官の講演などが相次ぐことから、これらの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいところであるため、積極的な売買は手控えられそうだ。FRBは利上げペースを緩めるとの期待から売りを仕掛けてくる動きは限られることから、下値の堅さは意識されるものの、積極的なリバウンド狙いの動きも限られそうである。



そのため、日経平均は利益確定の流れから5日線辺りまでの調整を見せてくる局面においては、押し目狙いのスタンスで対応する格好になりそうだ。積極的な売買が手控えられるなかでは先物主導の商いに振らされやすいものの、リバランスに伴うショートカバーの動きは継続しやすいなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。物色の流れとしては、主力銘柄は手掛けづらく、個人主体の中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向いやすく、直近IPO銘柄など需給状況は悪化していない銘柄などでの物色は活発であろう。また、米国ではサイバーマンデーへの期待も根強いことから、東京市場においても消費関連などの内需系に向かいやすいと考えられる。





■京成。23/3下方修正 営業利益119億円←215億円



京成<9009>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2722億円から2630億円、営業利益を215億円から119億円に下方修正した。水際対策として、10月まで入国者総数が管理されていたことや、電力料及び燃料費の高騰等によるもの。新京成電鉄の連結子会社化による負ののれん発生益を計上したことにより、純利益は187億円から257億円に上方修正している。





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(34347.03、+152.97)

・シカゴ日経先物は上昇(28340、大阪比+10)

・1ドル=139.20-30円

・米長期金利は低下

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を継続

・コロナ後の人流再開





・関西電力<9503>高浜原発3・4号機の運転延長認可申請

・中国電力<9504>低圧部門規制料金31%上げ、経産省に申請

・日東紡<3110>マカオの子会社を解散、来月31日めど

・豊田通商<8015>廃車エアバッグの再資源化検討

・東邦瓦斯<9533>来年初頭めどベトナムで産業用天然ガス販売

・中央発條<5992>設備・研究開発に320億円投資、EV向け製品拡大

・ブラザー<6448>車市場で攻勢、工業ミシン核に工程省人化

・日本ガイシ<5333>本社にウエハー開発棟、100億円投資、25年稼働

・古河電工<5801>EV部品の開発支援拡充、愛知にラボ開設

・東レ<3402>東レなど漁網製造くずを“漁網”にリサイクル、バージン素材と同等物性実現

・富士フイルム<4901>肌シミ形成、たんぱく質「BMP4」が重要因子発見

・資生堂<4911>DeNAライフサイエンスとデータ解析で連携、肌や身体・心の関係性追究





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・09:30 豪・10月小売売上高(前月比予想:+0.5%、9月:+0.6%)