■NY株式:NYダウは1ドル高、長期金利低下が下支え



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は1.58ドル高の33597.92ドル、ナスダックは56.33ポイント安の10958.55で取引を終了した。景気後退懸念がくすぶり、寄り付き後、下落。需要鈍化懸念を背景とした携帯端末のアップル(AAPL)の下落がけん引したハイテクセクターの売りが上値を抑制した。ただ、利上げ観測が緩和し、長期金利の低下やドル安が企業収益回復に繋がるとの期待が下支えとなり、終盤にかけダウは小幅高で終了。ナスダック総合指数は終日軟調推移となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルが上昇、自動車・自動車部品が下落。



食品会社のキャンベルスープ(CPB)は四半期決算で値上げや供給回復の継続が奏功し、内容が予想を上回ったため上昇した。ホームセンター運営のロウズ(LOW)は年次投資家会合で通年の見通しを再確認し、150億ドル規模の追加自社株買い計画を発表し、上昇。一方で、オンラインの中古車販売プラットフォーム運営のカーバナ(CVNA)は経営難で、債権団が債務再編を巡り交渉中と報じられ、破綻懸念に売られた。携帯端末のアップル(AAPL)は同社サプライヤーのひとつである村田製作所の社長がスマートフォーン市場の需要の落ち込みを懸念する発言をしたため、需要低迷懸念が浮上し、下落。また、オンライン旅行会社のトリップアドバイザー(TRIP)やエクスペディア(EXP)はアナリストが投資判断を引き下げそれぞれ下落した。



10年債利回りは3.4%と9月来の低水準となった。



HorikoCapitalManagementLLC





■NY為替:米景気後退懸念強まり、ドル反落



7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円40銭から136円22銭まで下落し136円58銭で引けた。米7-9月期単位労働コストの伸びが予想以上に鈍化したほか、米景気後退懸念に米国債相場が上昇。長期金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは、1.0550ドルまで上昇後、1.0488ドルまで反落し1.0507ドルで引けた。ユーロ・円は144円58銭から143円29銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2171ドルへ軟化後、1.2235ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9364フランへ下落後、0.9410フランまで上昇した。





■NY原油:続落で72.01ドル、在庫増加を嫌気



NY原油先物1月限は続落(NYMEX原油1月限終値:72.01 ↓2.24)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-2.24ドルの72.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは71.75ドル-75.38ドル。NY原油先物は年初来安値圏まで売られた。米週間石油在庫統計で燃料在庫が予想以上に増加したことが嫌気された。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  32.74ドル   -0.26ドル(-0.79%)

モルガン・スタンレー(MS) 87.28ドル   -0.23ドル(-0.26%)

ゴールドマン・サックス(GS)359.92ドル  -2.99ドル(-0.82%)

インテル(INTC)        28.33ドル   -0.27ドル(-0.94%)

アップル(AAPL)        140.94ドル  -1.97ドル(-1.38%)

アルファベット(GOOG)    95.15ドル   -2.16ドル(-2.22%)

メタ(META)           113.93ドル  -0.19ドル(-0.17%)

キャタピラー(CAT)      228.98ドル  +0.69ドル(+0.30%)

アルコア(AA)         46.60ドル   -1.71ドル(-3.54%)

ウォルマート(WMT)      149.11ドル  -0.78ドル(-0.52%)