9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円35銭から131円53銭まで下落し、131円89銭で引けた。先週発表された12月雇用統計で賃金の伸びが予想以上に鈍化、さらに、ISM非製造業景況指数の予想以上の落ちこみを受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが一段と減速するとの見方にドル売りが優勢となった。NY連銀の1年インフレ期待の低下が明らかになると次回会合での25BPの利上げ減速を織り込むドル売りが一段と強まった。



ユーロ・ドルは、1.0683ドルから1.0761ドルまで上昇し1.0734ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は公表した経済報告で、今後四半期の賃金上昇が「非常に強い」との見解を示したため、ECBの追加利上げを織り込むユーロ買いに拍車がかかった。ユーロ・円は141円24銭から141円92銭まで上昇。日欧金利差拡大観測を受けたユーロ買い、円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.2133ドルから1.2210ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9228フランから0.9167フランまで上昇した。