11日の東京市場でドル・円は上げ渋り。日経平均株価の強含みを好感した円売りが先行し、132円07銭から132円58銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、その後は失速。一方で、豪ドル・円などクロス円にサポートされた。



・ユーロ・円は141円83銭から142円32銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0726ドルから1.0757ドルまで値を上げた。



・17時時点:ドル・円132円40-50銭、ユーロ・円142円20-30銭

・日経平均株価:始値26,362.21円、高値26,479.99円、安値26,332.05円、終値26,446.00円(前日比270.44円高)



【経済指標】

・日・11月景気動向指数・先行速報値:97.6(予想:97.6、10月:98.6)



【要人発言】

・ビルロワドガロー仏中銀総裁

「ECBは今後数カ月、さらに利上げを行う必要がある」

「夏までにターミナル・レート到達を目指すべき」

・白井さゆり元日銀審議委員

「よりシンプルでわかりやすい枠組みに変えられたらいいのではないか」