11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円87銭まで上昇後、132円30
銭付近に反落し引けた。




米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて、年内の金利が5%を上回るとの思惑が再燃しドルの買戻しが優勢となった。その後、10年債入札の良好な結果やボストン連銀のコリンズ総裁が一段の利上げ減速を支持する姿勢が報じられると金利低下に伴いドル買いが後退した。



ユーロ・ドルは、1.0733ドルから1.0776ドルのレンジで上下に振れ、引けた。欧州中央銀行(ECB)専務理事兼首席エコノミストのレーン氏の発言「金利は依然、著しく上昇する必要がある」を受けて追加利上げを想定したユーロ買いが加速し、底堅く推移。



ユーロ・円は142円86銭まで上昇後、142円24銭まで反落。




ポンド・ドルは、1.2101ドルまで下落後、1.2154ドルまで反発した。




ドル・スイスは、0.9272フランから0.9331フランまで上昇した。


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