20日の東京市場でドル・円は堅調。米10年債利回りの緩やかな上昇を受けドル買いが先行し、早朝に128円29銭を付けた後は値を上げる展開に。また、日経平均株価や上海総合指数の上げ幅拡大でリスク選好の円売りに振れ、午後は129円29銭まで強含んだ。



・ユーロ・円は139円05銭から140円02銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0844ドルから1.0824ドルまで値を下げた。



・17時時点:ドル・円128円70-80銭、ユーロ・円139円70-80銭

・日経平均株価:始値26,346.69円、高値26,553.53円、安値26,320.96円、終値26,553.53円(前日比148.30円高)



【金融政策】

・中国人民銀行:1年物ローンプライムレート(LPR)3.65%を維持



【経済指標】

・日・12月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+4.0%(予想:+4.0%、11月:+3.7%)

・英・12月小売売上高(自動車燃料含む):前月比-1.0%(予想:+0.5%、11月:-0.4%)



【要人発言】

・鈴木財務相

「国債償還ルールを見直しても借換債が増え、全体の国債発行額は変わらない」

「国債の60年償還ルール、日本の財政規律の要」

・ウイリアムズNY連銀総裁

「インフレ率は今後数年以内に2%へ鈍化する見通し」

「インフレ抑制のために行うべき仕事はまだある」

「2023年の米GDP成長率は1%前後と予想」