23日の東京市場でドル・円は反発。アジア主要市場が休場で薄商いのなか、米10年債利回りの低下でドル売り先行となり129円04銭まで下落。ただ、日銀による緩和継続を背景とした円売りが強まり、ドルは朝方の高値を上抜け午後は130円17銭まで切り返した。



・ユーロ・円は140円47銭から141円95銭まで上昇。

・ユーロ・ドルは1.0861ドルから1.0914ドルまで値を上げた。



・17時時点:ドル・円130円00-10銭、ユーロ・円141円80-90銭

・日経平均株価:始値26,880.21円、高値26,938.28円、安値26,788.76円、終値26,906.04円(前日比352.51円高)



【経済指標】

・特になし



【要人発言】

・日銀金融政策決定会合(議事要旨)

「現行の金融緩和維持により、賃金上昇を伴う形で物価安定目標を持続・安定的に達成するともが重要と一致」

「現時点では、緩和継続が適当だが、いずれかのタイミングで検証を行い効果と副作用のバランスを判断していくことが必要」(ある委員)

「目標値の修正は目標を曖昧にし、金融政策の対応を不十分なものにする恐れがある」(1人の委員)