3日午前の東京市場でドル・円は136円後半から半ばに下げた後は小幅に値を戻した。米10年債利回りは伸び悩むものの、先高観からドルは売りづらいもよう。米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め長期観測で、ドル・円は引き続き下げづらい。





ここまでの取引レンジは、ドル・円は136円50銭から136円79銭、ユーロ・円は144円70銭から145円04銭、ユーロ・ドルは1.0596ドルから1.0615ドル。



【経済指標】

・日・2月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く) :前年比+3.3%(予想:+3.3%、1月:+4.3%)

・日・1月有効求人倍率:1.35倍(予想:1.36倍、12月:1.35倍)

・日・1月失業率:2.4%(予想:2.5%、12月:2.5%)

・中・2月財新サービス業PMI:55.0(予想:54.5、1月:52.9)



【要人発言】

・鈴木財務相

「日銀によるETF買入れが個人の資産形成に悪影響を与えているとは考えていない」

「日銀のETF出口戦略は日銀に委ねられるべき。適切な政策運営を期待」

・中国人民銀行総裁

「現相場と物価の安定を維持」

「元はより柔軟化し、経済の安定に寄与」