9日の東京市場でドル・円は弱含み。米10年債利回りの上昇でドル買いが先行し、早朝に137円37銭まで値を上げた。ただ、テクニカル上の節目を意識した売りが強まり、下落に転じた。午後は米金利高の上げ渋りでドル売りに振れ、136円58銭まで失速した。



・ユーロ・円は144円81銭から144円13銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0538ドルから1.0559ドルまで値を上げた。



・17時時点:ドル・円136円80-90銭、ユーロ・円144円30-40銭

・日経平均株価:始値28,648.11円、高値28,734.79円、安値28,558.88円、終値28,623.15円(前日比178.96円高)



【経済指標】

・日・10-12月期GDP2次速報:前期比年率+0.1%(予想:+0.8%、1次速報:+0.6%)

・日・2月マネーストックM3:前年比+2.2%(1月:+2.3%)

・中・2月消費者物価指数:前年比+1.0%(予想:+1.9%、1月:+2.1%)

・中・2月生産者物価指数:前年比-1.4%(予想:-1.3%、1月:-0.8%)



【要人発言】

・ビルロワドガロー仏中銀総裁

「インフレは現在から6月がピーク」

・米シティ最高財務責任者

「FRBは金利調整の継続に断固とした姿勢で取り組むだろう」

「(米国経済は年後半に)緩やかなリセッションに陥る」