欧州市場でドル・円は一時132円96銭まで値を切り下げたが、その後は値を戻す展開で足元は133円60銭台で推移する。米10年債利回りと米2年債利回りがともにやや持ち直し、ドルは買い戻された。一方、欧州株は大きく下げ、円買いに振れやすい。





ここまでの取引レンジは、ドル・円は132円96銭から134円65銭、ユーロ・円は141円90銭から144円38銭、ユーロ・ドルは1.0660ドルから1.0728ドル。



00007002《東京外為市場 クロ−ズ》

17:00JST 本日の東京外為市場概

東京為替:ドル・円は上げ渋り、米金利の失速で



14日の東京市場でドル・円は上げ渋り。朝方に133円03銭を付けた後、米10年債利回りや米2年債利回りの持ち直しでドル買い基調に。ただ、午後の取引で午前の高値を上抜け134円03銭まで値を上げる場面もあったが、米金利の失速でドル買いは縮小した。



・ユーロ・円は143円40銭から142円53銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0737ドルから1.0679ドルまで値を下げた。



・17時時点:ドル・円133円90-00銭、ユーロ・円143円10-20銭

・日経平均株価:始値27,455.95円、高値27,455.95円、安値27,104.75円、終値27,222.04円(前日比610.92円安)



【経済指標】

・英・11-1月ILO失業率:3.7%(予想:3.8%、10-12月:3.7%)



【要人発言】

・ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁

「米シリコンバレー銀行の破たんの影響、ユーロ圏の金融機関にはない」

・鈴木財務相

「日本の金融システムに重大な影響を及ぼす可能性は低い」