日経平均は528円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の欧州の株式市場で主要指数が軒並み大幅安となり、米株式市場でダウ平均やS&P500が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また外為市場で1ドル=132円80銭台と昨日15時頃に比べ1円80銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が一時700ドルを超す下げとなる場面があったが、取引終了にかけて下げ渋り、また、ナスダック総合指数が小幅ながら上昇したことなどが東京市場で一定の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。