(13時40分現在)



S&P500先物      4,019.75(+18.50)

ナスダック100先物  12,938.00(+47.75)





米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は130ドル高。長期金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。





24日の主要3指数は続伸。序盤の軟調から終盤に切り返す展開となり、ダウは132ドル高の32237ドルと連日上値を伸ばした。金融不安がくすぶるなか欧州株式市場でドイツ銀行株が急落し、NY市場でも銀行株を中心に売りが先行。ただ、欧州中銀(ECB)総裁による流動性供給に前向きな発言を受け、過度な懸念は後退した。また、金融安定監視評議会の開催やセントルイス連銀総裁の見解で安心感が広がり、買戻しが強まった。





本日は底堅い値動きか。全般的にリスク許容度が低下しており、買いは慎重になりそうだ。24日に発表された耐久財受注は予想外に弱く、製造業PMIは改善したとはいえ景気判断の節目である50を引き続き下回り、製造業関連は積極的には買いづらい。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の金融システム不安への対応が期待され、過度な警戒感は一服。金利高を抑制できれば前週末に売られた一部ハイテクが買い戻され、相場を支えるとみる。