NY為替:米金融システム不安強まり、リスクオフの円買い
ユーロ・ドルは、1.1083ドルから1.0986ドルまで下落し、1.1015ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で利上げペース減速し25ベーシスポイント(BPS)の利上げを決定。一部では50BPSの利上げを継続するとの思惑もあったためユーロ売りが優勢となった。ラガルド総裁が利上げ停止を否定したため下げ止まった。ユーロ・円は148円99銭から147円13銭まで下落。ECBの利上げ減速を受けたユーロ売りや金融不安を受けたリスク回避の円買いが加速した。ポンド・ドルは、1.2548ドルまで下落後、1.2599ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.8891フランから0.8839フランまで下落した。