日経平均は21円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日は下落したが、依然、高値圏にあり、利益確定売りも出やすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は3日続落したが、ナスダック総合指数が反発し、東京市場でハイテク株などの株価下支え要因となった。また、ダウ平均は小幅に下落したものの、一時300ドルを超す下げとなった後、取引終了にかけて下げ渋ったことも、東京市場で一定の安心感となった。さらに、主要企業の3月期決算発表が佳境となっており、引き続き好業績銘柄への物色意欲が相場を支える要因となり、寄り後、日経平均は前日終値を挟んだ動きとなっている。