11日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。前日の米消費者物価指数(CPI)を受け米金利安・ドル安が先行し、134円35銭から133円88銭まで一時値を下げた。ただ、ドルに割安感から買戻しが入り、下げ幅縮小。クロス円もそれに追随した値動きとなった。





ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円88銭から134円35銭、ユーロ・円は147円12銭から147円59銭、ユーロ・ドルは1.0974ドルから1.0997ドル。



【要人発言】

・日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27-28日分)

「名目賃金上昇率が物価対比で十分高まるよう金融緩和を通じて賃上げのモメンタムを支えることが必要」

「2%超のインフレ継続のリスクより拙速な緩和修正で目標実現の機会を逸するリスクの方が大きい」

「物価目標をかなり下回ったまま戻らなくなるシナリオの方が中長期的により重要」



【経済指標】

・日・3月経常収支:+2兆2781億円(予想:+2兆8907億円、2月:+2兆1972億円)