NY為替:米金融不安再燃でリスクオフ
ユーロ・ドルは、1.0948ドルから1.0900ドルまで下落し、1.0916ドルで引けた。ユーロ・円は147円16銭から146円13銭まで下落。地銀の安定性を警戒したリスク回避の円買いが再燃した。ポンド・ドルは、1.2611ドルまで上昇後、1.2497ドルまで下落した。英国中銀は金融政策決定会合で、予想通り0.25%の利上げを決定し必要とあれば追加利上げも示唆し一時ポンド買いが強まった。しかし、2委員が利上げ停止に投じたほか、ベイリー総裁もインフレが鈍化した場合、利上げ停止の可能性を示唆したためポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.8913フランへ下落後、0.8958フランまで上昇。