NY外為市場では追加利上げの可能性が再燃しドル買いが継続した。グールズビー米シカゴ連銀総裁はPBSとのインタビューで「インフレは依然高過ぎるが、少なくとも鈍化」「FRBの2つの責務において最大雇用の達成では進展もインフレでは進展していない」と、インフレ改善の進展はないと言及。



先に、欧州中央銀行(ECB)のイベントでボウマンFRB理事は最近の雇用やインフレ指標が、著しいインフレ改善の証拠になっていないとし、物価高や労働市場のひっ迫が継続した場合追加利上げが必要との見解を示した。、



短期金融市場は年内の利下げを織り込んだがFRBは利下げを依然想定していない。
ドル・円は135円75銭まで上昇。転換線135円64銭を突破し再び200日移動平均水準の137円04銭を目指す展開。ユーロ・ドルは転換線を割り込み1.0849ドルまで下落し、一目均衡表の雲の上限1.0812ドルを目指す展開となった。