(13時40分現在)



S&P500先物      4,139.00(+1.00)

ナスダック100先物  13,394.50(-1.75)





米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物はほぼ変わらず。長期金利は高水準で推移し、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。





12日の主要3指数は下落。終盤にかけて前日終値付近に持ち直したが、ナスダックは小反落、ダウは8ドル安の33300ドルと5日続落で引けた。この日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は前回からほぼ横ばいの市場予想を下回った。また、期待インフレ率は想定よりもやや強い内容となり、引き締め継続による消費低迷を懸念した売りが優勢に。ただ、軟調地合いにより割安感の生じた銘柄が買い戻され、相場を支えた。





本日は下げ渋りか。債務上限問題や金融不安の不透明感から、積極的な買いは入りづらい。連邦準備制度理事会(FRB)のインフレ抑止に前向きな政策スタンスで金利高に振れれば、ハイテクを中心に買いは後退。ただ、今週発表の小売売上高(16日)やフィラデルフィア連銀製造業景気指数(18日)は前回から改善が予想されており、売りづらい面もある。割安感のある主力銘柄への買戻しが続けば、指数は持ち直す可能性もあろう。