18日の東京市場でドル・円は堅調。朝方から上値の重さを嫌気したドル売りに押され、137円28銭まで失速。ただ、米引き締め長期化観測や日経平均株価の強含みで上昇に転じた。午後は上げ渋る場面もあったが、夕方にかけて137円88銭まで値を切り上げた。



・ユーロ・円は149円25銭から148円77銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0847ドルから1.0809ドルまで値を下げた。



・17時時点:ドル・円137円70-80銭、ユーロ・円149円00-10銭

・日経平均株価:始値30,432.54円、高値30,667.13円、安値30,381.90円、終値30,573.93円(前日比480.34円高)



【経済指標】

・日・4月貿易収支:-4324億円(予想:-6000億円、3月:-7551億円)

・豪・4月失業率:3.7%(予想:3.5%、3月:3.5%)

・豪・4月雇用者数増減:-0.43万人(予想:+2.50万人、3月:+6.11万人←+5.30万人)



【要人発言】

・デギンドスECB副総裁

「利上げ局面は終わりに近づいているが、利上げ余地はもう少し残されている」

・ミュラー・エストニア中銀総裁

「ECBが2024年の早い時期に利下げをするとの観測は早すぎる」

・ロバートソンNZ副首相・財務相

「リセッションに陥るとは予想していない」

「前回の予想より1年遅れて2025-26年に財政黒字に戻る見通し」