18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円80銭から138円69銭まで上昇し、引けた。




米週次新規失業保険申請件数が前週から予想以上に減少し労働市場の強さが新たに確認されたほか、5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想以上に改善。さらに、ローガン米ダラス連銀総裁が物価高で、まだ、利上げ停止の論拠が見られないと、追加利上げを示唆したため6月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ確率が上昇し、ドル買いが加速。
マッカーシ米下院議長が来週にも下院で債務上限を巡る討議を予想しているとの発言を受けて債務上限交渉進展期待もドル買いを支援した。




ユーロ・ドルは、1.0820ドルまで下落後、1.0763ドルまで下落し、引けた。






ユーロ・円は148円91銭から149円33銭まで上昇。債務上限交渉進展期待にリスク選好の円売りが加速。



ポンド・ドルは、1.2447ドルから1.2392ドルまで下落。






 

 
ドル・スイスは0.9000フランから0.9063フランまで下落した。






 
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:24.2万件(予想:25.1万件、前回:26.4万件)
・米・失業保険継続受給者数:179.9万人(予想:182万人、前回:180.7万人←181.3万人)
・米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:‐10.4(予想:-20.0、4月:-31.3)
・米・4月中古住宅販売件数:428万戸(予想:430万戸、3月:443万戸←444万戸)
・米・4月景気先行指数:前月比−0.6%(予想:-0.6%、3月:-1.2%)