NY外為市場でドル売り、リスク回避の動きが優勢となった。共和党がホワイトハウスに歩み寄りが見られないと債務上限交渉を中断。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントで、信用ストレスの高まりを理由に金利をそんなに引き上げる必要がないかもしれないとの見解を示したため6月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が後退。



ドル・円は138円60銭から137円51銭まで反落。ユーロ・円は149円80銭から148円72銭まで反落した。ユーロ・ドルは1.0782ドルから1.0826ドルまで上昇した。



米国株式相場は下落に転じ、ダウは100ドル超安。米国債相場は反発。10年債利回りは3.718%から3.645%まで低下した。