NY外為市場では一時ドル買いが後退した。朝方は米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げの必要性を主張したため金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。しかし、バイデン米大統領とマッカーシー下院議長の債務上限交渉再開を控え下院議長が記者団に民主党に支出拡大の考えを修正させることは困難と悲観的な見方を示したため債務不履行懸念も強まりドル買いが後退。バイデン米大統領とマッカーシー下院議長は本日東部時間午後5時半から債務上限交渉再開する予定となっている。



ドル・円は138円66銭の高値から138円00銭まで一時反落。その後は持ち直した。
ユーロ・ドルは1.0798ドルまで下落後、1.0800ドルへ反発した。