(13時40分現在)



S&P500先物      4,164.75(+6.00)

ナスダック100先物  13,748.25(+19.50)





米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は40ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。





23日の主要3指数は下落。終盤に下げ幅を拡大し、ダウは231ドル安の33055ドルと3日続落で取引を終えた。この日発表されたPMIはサービス業が予想外に強い内容となったが、製造業は景気の好不況の境目である50を再びに割り込んだ。景況感の悪化を受け一段の引き締めへの警戒感は一服し、金利高を抑制。ただ、債務上限問題でホワイトハウスと議会の協議が決裂し、終盤はデフォルト懸念の売りが指数を下押しした。





本日は下げ渋りか。引き続き債務上限問題をめぐりバイデン大統領と野党・共和党との政治的駆け引きが注目され、デフォルトへの警戒感が買いを抑制しそうだ。また、今月2-3日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑止を最優先する方針が示される見通し。一方で次回6月会合での利上げ休止の可能性に手がかりが得られれば、金利安で買戻しが強まり相場を支えるとみる。